苦手と思う気持ちを手放すために
苦手意識って誰しも持っているものだと思います。
例えば職場での電話対応。
私も外部からの電話が苦手です。
ちゃんと対応が出来ているか、マナーは問題ないか、言葉使いはおかしくないか。
気にしだしたらもう気が気じゃないですし、そんな自信のない対応をオフィスにいる人たちに聞かれるのも嫌です。
自信のなさからやりたくなくなり、やらないから苦手になる。
苦手意識がつくと、チャレンジすることさえ苦痛になってしまう。
これはもう完全に負の連鎖でしかないですよね。
そんな負のスパイラルから抜け出すためにも、「苦手なんです」「無理です」と最初から自分を否定しないことが一番の薬だと信じ、日々実践中です。
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私の苦手なことはたくさんあります。
○ 早寝早起き
○ 我慢
○ 思考の言語化
○ きのこ類
○ 一人での外出
ざっとこんなもんです。
きのこ、苦手なんですよね。
食べられる方は本当、大人だと思います。
苦手なんかなくて、自分に自信を持っているカッコいい人になれたらなぁと夢見ていますが、これらを一気に矯正しようとするとさすがに爆発してしまいます。
もし出来るという方がいるなら、それは今までやろうとしなかっただけで、実は苦手ではなかったんでしょう。
人は押さえつけられたり押し付けられるのを嫌がります。
それはこころがあるからなのかなって。
1人1人考えがあって、それらすべてに正解不正解はない。
自由に考え、選択できる意思があるからこそ、制限されることを拒絶するんだと思います。
じゃあ、苦手を克服するためにはどうすればいいのか?
答えは簡単。
成功体験を多く積むことです。
成功体験といっても、本当に小さなことでいいのです。
私がまず実践したのは早寝早起きからでした。
- とりあえず眠くなくても布団に入る
- 起きたい時間を意識して起床時間を心に誓う
- 気合いで寝る
- 目覚ましが鳴ったらとりあえず上体を起こす
意識を強く持つことが一番重要ですが、本当にこれだけです。
失敗しても大丈夫。だって苦手なんですもん。
人間すぐには変われません。
でも努力を続ければ出来る日が必ず来ます。
目標を達成したら、自分をほめてあげることを忘れないでください。
褒めるのはどんな形でも大丈夫です。
SNSに書いてみたり、ランチをちょっと奮発してみたり。
そうするとちょっと楽しくなってくるんですよね。
余裕がある自分に一種の肯定感も生まれます。
こうして1つずつ苦手を克服していくのが、地道だけれど一番確実で効率のいい方法なんでしょう。
今月、この方法で早起きができるようになったので、次は我慢を覚えたいです。
電話対応がそつなくこなせるようになるのは、きっとまだまだ先なんだろうね。